【手話言語の国際デー】市役所ライトアップ

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理学療法士の尾高

9月23日は「手話言語の国際デー」です。
9月22日から25日までの4日間、市役所本庁舎が青色にライトアップされました!
青色は、世界ろう連盟のロゴ色であり、世界平和を表している色です。
手話は、口で話す音声言語と対等な言語の一つなのですね。
私が以前、医療機関に勤めていたときに、手話のできる看護師さんが講師になって、手話の勉強会が開かれていました。
患者さんには耳の不自由な方が多数いらっしゃり、私は聴覚障害のある小学生のお嬢さん(Nさん)のリハビリを担当したことがありました。
私は手話は少ししかできなかったので、主に筆談でコミュニケーションを取りました。
Nさんの書く文は、「よいになりました。」(「よくなりました」の意味)など、ところどころおかしい表現がありましたが、簡単な文でも筆談ができるまでになるのは、ものすごく勉強しているのだろうと思いました。
生まれつき耳の聞こえない方は、日本語を読んだり書いたりするときに、音声で思考することができないため、読み書きができるようになるには、大変な努力が必要だろうと思いました。
音声言語を、音声なしで理解しようとするのですから。
社会全体で、耳の不自由な人への誤解や偏見をなくしていき、情報やサービスを地域の人々に平等に提供していくことが大切です。
みんなで一緒に、優しい社会を創っていきましょう!